「下関の美味しさ-ふく、うに、くじら」

23日午後、東亜大学であった市民フォーラム2009「下関の美味しさ-ふく、うに、くじら」に出席しました。講師は和仁皓明先生(下関くじら食文化を守る会会長)で、地域の食文化が形作られる経過を踏まえながら、下関の誇る名産物の特長などについて講演されました。

 ふくについては、明治21年に時の総理・伊藤博文公によって解禁されたことが有名です。和仁先生は、「それより以前、江戸中期の諸国名産物を紹介した書物にすでに下関ではふくが名産品として紹介されている」と説明しています。その書物は「和漢三才図会」で1713年にまとめらたものです。藩政の江戸時代、武家社会ではふく食は禁止されていました。しかし、庶民の間では食べられていたことを示しており、「文字通り関門海峡で水揚げされたふくだった」と話されていました。

 このほか、ここ下関、山口県が海産物に恵まれている地域なのは、川尻岬と韓国ウルサンを結んだ線が重要です。「ちょうど寒流と暖流の交わるところで、両方の海流に生息する魚種が集まるため、下関は魚種に恵まれている」と和仁先生。下関のふく料理が発展した要因には、分葱や酢橙の存在があったこと、そして美味しく食べされるための「ふく刺し、二枚引きの技術が追求されたのが重要」と指摘されていました。

 このフォーラムでは、6月6日に「フグ刺し(実演)とその歴史」と出して、源平荘総料理長・福田紀三雄氏の講演が予定されています。興味深いテーマですので、また出席したいと思います

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